毎年新年のお飾りに悩みます。
神様をお迎えするのにふさわしい神聖なものを、と思いつつこれはというものが見つけられず…
12月の初め頃、ナチュラルハーモニーさんが自然栽培米のわらでつくるしめ縄飾りワークショップを開催することを知り「これは!」と思い申し込みました。
講師は馬場寛明さん。
ナチュラルハーモニーに16年間勤務されていた方で、現在は東京日野市で稲作を行いながら「TANBO NO WA」として子どもから大人まで幅広い世代を対象に稲作体験の受け入れをしたり新月材を用いた小屋作りイベント「小屋の学び舎」を開催されています。
どうしても娘が作りたいとのことでしたので私はサポート役。
まずは水に浸したわらを木槌でたたいてやわらかく扱いやすくします。
時計回りに撚ったわらの束を3本作り
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2本を反時計回りにねじって絡ませ
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残りの1本は2本ねじって絡ませたものに巻きつけていきます。
丸く形を整え、緑米の稲穂(黒い方)と自然農法家 福岡正信さんが育種した稲穂、馬場先生が採ってきてくださった野生の野ばらの実などを飾り完成です。
玄関に飾るときに引っ掛ける部分やそれぞれのパーツを繋ぐ紐も細いしめ縄で作ったのですべて自然の燃やせる素材でできています。
しめ縄作り、わらの扱いやねじる方向など神経を使ったので直後は「結構疲れたなぁ」と思っていたのですが、その後はなぜだかとっても穏やかで清々しい気持ちで一日過ごすことができました。
不思議なエネルギーに触れてしめ縄作りにはまってしまいそうです。